
介護一筋20年。
ここで天職を極めたい
デイサービスセンター
介護職員
N. M
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先輩メッセージ
1997年 新卒入職。大学在学中に読んだ『ルポ老人病棟(著:大熊 一夫)』との出会いが、人生の転機となる。日本における老人介護の実態に衝撃を受けるとともに、同時期、親同然だった祖母を見送った経験から「自分にできることは何か」を問い続け、大学卒業後は介護の専門学校へ進学。就職先ではゼロから実務体制づくりに携わりたいという思いから、開設したばかりの『ウィローふたば』へ入職。特別養護老人ホーム部門に配属され、部門責任者等を経て2019年より現職。
特別養護老人ホームの介護職として、最も印象深い取り組みは「おむつ外し運動」でした。当時、多くの入居者様が昼夜を問わずおむつで過ごされており、ケアの中心は定時のおむつ交換でした。「トイレでの排泄ケアを実現するには、人員が足りない、負担が大きい…」と悲観的な声もある中、私はどうしても諦めきれず、新たな可能性を追求しました。
入居者様一人ひとりの排泄パターンを徹底分析し、食事と排泄の関係を示す医学的・生理学的知見も調査。その結果、朝食後に適切な誘導を行うことで、60名中59名の方がトイレでの排泄を取り戻されたのです。入居者様の尊厳を守るケアと、スタッフの心のゆとりを同時に実現でき、この経験は私にとって大きな財産となっています。
介護の仕事は、命と暮らしを支える誇り高い仕事です。その魅力は、様々な困難を抱える方々が、介護の力で生き生きとした日々を取り戻していく姿を間近で見届けられることにあります。
『ウィローふたば』では専門性と人間性の向上を目的とした研修・教育体制を充実させ、職場全体で学び続けられる環境を大切にしています。未経験からでも安心してチャレンジしていただけます。現在活躍している先輩たちも、皆一歩ずつ成長してきました。私たちの最大の財産は、まさに「人」なのです。
一人ひとりの成長が、地域や社会への貢献につながると信じています。利用者様、ご家族、地域の皆様、そしてスタッフ全員が経営ビジョン「共に支え 共に笑い 共に幸せ」を実感できるよう、私自身も学び続けてまいります。